REPORT

ROUND 6  SUGO
9/19-20

第6戦 スポーツランド菅生
運にも恵まれ決勝7位。ポイント獲得

さわやかな秋晴れの下、始まった第6戦となるスポーツランド菅生、路面ドライ、気温28℃、路面37℃の状況下、公式練習が9:00よりスタート。富士・鈴鹿と良い戦いを続けてきたLEON x CVSTOS SLSはポイント獲得によるハンディウエイトによって苦しい戦いを強いられることが予想された。

狭いコース幅、まだ完全に出来上がっていない路面、速度差の激しい500クラス。ドライバーはセットアップやタイヤの評価をこなし、エンジニアと細部に亘って連携を取り予選へ向け準備を進める。時間の経過と共に強い日差しが降り注ぎ、トラックコンディションは真夏に近い。LEON SLSは、公式練習を16番手で終えた。

公式予選Q1は黒澤選手が担当、気温26℃ 路温37℃の中、スタート。
アタックをベストな条件で敢行するもLEON SLSのタイムは20番手と振るわず、前戦鈴鹿に続きQ1敗退となってしまった。
明日の決勝は、20番手からのスタートとなったが、スポーツランド菅生は昨年、荒れたレースをコントロールし2位表彰台を獲得したコース。限られた時間でベストを尽くし、チーム一丸となって強く戦えるよう準備を進める。

9/20(日)決勝レース。昨日同様に晴天に恵まれた菅生、路面ドライ、気温27℃、路温44℃、汗ばむような陽気の中、黒澤選手のドライブでレースがスタート。マシン同士が接触ぎりぎりの戦いを繰り返すなか、ひとつでも上のポジションでバトンを繋ぐため果敢に攻め続けるが、団子状態から抜け出せず思ったようにペースアップが出来ない。
スタートから21周目、この時点でLEON SLSは17位を走行。チームはここで集団からの脱出。菅生戦ならではの「荒れる」展開を予想し、全車の中で最も早くピットインを敢行する。
給油・ドライバー交代、そしてタイヤを片側2輪のみ交換。短いピットストップで蒲生選手をコースへ送り出す。レースが大きく動いたのはその直後の23周目。500クラスの車両がバックストレートでクラッシュ。セーフティーカーが導入され、ピットレーン入口が封鎖。その6周後にピットレーンがオープンとなると、ほぼ全ての車両がピットへとなだれ込みまさに雪崩状態となり大混雑。出口付近で身動きが取れなくなった十数台ものマシンが、詰まる状態で身動きが取れなくなる。

既にピットイン済みのLEON SLSは全く影響を受けずコース上を走行、13番手へて躍進。荒れたレース展開に、ピットインを行っていない車両もあり、着実にポジションアップを繰り返し59周目には7位へ浮上する。
終盤、追い上げてくるマシンを絶妙なコントロールでブロック、そしてこの戦いをやり切りLEON SLSは予選から13位アップの7位でレースを終えた。
Round 6 SUGOを終えた時点でドライバーズランキングは9位、チームランキングは5位となった。

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